2020年11月
2020年11月30日 21:07
ミニ脊柱模型をいました。
後頭骨(こうとうこつ)、頚椎(けいつい)、胸椎(きょうつい)、腰椎(ようつい)、仙骨(せんこつ)、腸骨(ちょうこつ)、大腿骨(だいたいこつ)、頚椎動脈、神経根から成っています。
これは、姿勢の歪みが、ボクシング(他スポーツも)や日々の生活に悪影響を及ぼすことを、説明しやすくする為です。
横から見た時のS字の弯曲は、「生理的弯曲」と言って、人間にとって、非常に大切な弯曲です。
ボクシングでパンチを打つときの、体の回旋運動も、この生理的弯曲があってこそ、最大能力が出ます。もちろん、走ったり、投げたり、打ったり、蹴ったりする時もです。
偏頭痛は、頚椎が歪む事で、頚椎動脈が圧迫され、起こります。脳へ行くべき血流が少ないからです。立っている時に気を失う人も、脳への血流量の不足が原因です。
脊柱菅狭窄症やヘルニアはもちろん、内臓の不
調も、姿勢(骨格)の歪みにより、椎間板や神経が圧迫されることが、原因です。
神経伝達が阻害されることは、体に様々な不調をもたらします。健康を維持する為には、生理的弯曲が必要なのです。
※生理的弯曲が崩れていない人は、取り戻す必要はありません。維持して下さい。